こんにちは!
【肩こり&頭痛専門】整体理楽です。
みなさんのなかにはきっと
日常的な肩こりを
感じている方が
いることと思います。
これから少しずつ
簡単な肩こり解消法を
お話ししていきますが、
その前に、まず
どうして肩こりになるのか
シンプルにご説明します。
普段の肩の位置
はじめにあなたの
現在の肩の位置のお話から
あなたはスマートフォン、
パソコンやタブレットで
この記事を
読んでいることでしょう。
今、あなたの肩は少し前に出て、
巻き肩になってはいませんか?
では歩く時はどうでしょう?
テレビを見ている時は?
なにげないいつもの行動の時
肩から腕はストンと
下に降りてリラックスしていますか?
肩が前に出るということ
肩が前に出ている状態では
肩甲骨が前に出ています。
そうすると
後ろつまり
背中側に繋がる
筋肉が引っ張られます。
私たちの筋肉は
体の様々な部分を動かす
大切な器官ですが
原始的なクセもあります。
それは
引っ張られると力が入り
引っ張り返す
という性質です。
だから肩こりになる
肩がずっと
前に出ているということは
後ろの筋肉に
引っ張り返そうという力が
ずっと入っている
ということですから
筋肉と筋肉が
常時綱引きをしている
状態なのです。
肩こりの筋肉
この時に力が入りやすいのが
【僧帽筋】という筋肉の上部
【僧帽筋】というのは
別名『肩こり筋』と呼ばれ、
「かあさん
お肩をたたきましょう~」で
「たんとん たんとん」
(西城八十作詞 中山晋平作曲
童謡『肩たたき』)
と歌われた
「たんとん」する部分です。
ただ肩を後ろに引くといい?
そっか!
それなら意識して
肩を後ろに
引いておけばいいんだ!
現にそのような
肩こり体操もあります。
でも、この方法には
大きな落とし穴があります。
肩こり体操をしたら背中がこる!
肩を後ろに引く
ということは
肩甲骨の間の筋肉に
力が入るということです
そうすると
前で引っ張っていた筋肉も
引っ張り返します
まえと後ろで
筋肉の綱引きになると
今度は肩甲骨の間
つまり背中までこってきます
肩こりを解消するには?
ですからはじめに
【小胸筋】という、
前から肩甲骨を引っ張っている筋肉をゆるめて
肩が引っ張られないようにする
必要があるのです。
いかがですか?
肩こりが
肩をもんだり
肩をたたいたりしても
解消されない理由
おわかりいただけましたか?
人間の体は
複雑で素晴らしい機能を
たくさん持っています。
だからこそ
そう単純にはいきません。
ではどうするのがいいのか?
次回は
肩こり解消のための
対策についてお話します。